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現代建築になくてはならない
電気設備設計はこんなにも奥深い

2012年入社 東京事務所

長束 哲男

※氏名や配属先はインタビュー時のものです。

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  • インタビュー:長束 哲男(東京事務所)

Recruitment 03

01現代建築になくてはならない電気設備設計はこんなにも奥深い

前職は小さな個人事務所で設計図や施工図を作成していました。大きな規模の物件に携われることに魅力を感じ、大建設計へ転職。現在は学校、ホテル、工場、事務所ビルなど建物の電気設備設計を担当しています。

水族館の設計にも携わりましたが、他の建物とは違った難しさがありましたね。なんといっても水族館には、巨大な水槽を設置しなければなりません。電気設備の観点からいくと、水槽を照らす照明がまず必要になる。さらに生き物を扱うので、生命を維持する設備もあったりします。さまざまな条件・基準とにらみ合いながら、電気設備の計画を練っていきました。

Recruitment 03

02どのように電気設備の設計をしているか

業務では、複数の建物を同時に受け持つことが多いです。現在は10件程度で、種類もさまざまです。大変なときもありますが、コツコツと地道にこなしています。

一言で「電気設備」といっても、照明だけではありません。建物には空調やエレベータ、自動ドアなどの設備があり、そこに電気を送るための設計や放送、電話、火災報知設備などの設計もあります。担当物件の幅も広く、それぞれに合わせた電気設備を、しっかり検討・試算して設計図を作ります。

仕事中は、デスク作業の他、現場に行くことも多いです。半分くらいは外出しているでしょうか。更地から建物が建ち、完成して、お客様へ引き渡し。一連の流れをしっかり見届けることに喜びを感じます。

Recruitment 03

03電気設備を通して、社会的意義を感じる

照明については、以前は蛍光灯が主流でしたが、いまはLEDが主流。ほとんどの建物に取り入れています。また、庁舎などのいわゆる官物件は太陽光発電を採用することが多いです。こうした環境への配慮が重視されるようになったと、仕事をしながら日々感じています。

最近では、建築物省エネ法が改正され、建物の省エネに対する基準が変わりました。環境配慮技術のトレンドは日々変わりますが、それに合わせて臨機応変に対応することが大切です。電気設備設計を通して、常に社会の流れに触れることができると思います。

業務をこなすのはもちろんですが、プライベートの時間もしっかり取るようにしています。子どもと外出することが、リフレッシュする時間になっています。家族との時間も大切にしたい。今はそれが実現できていると思いますね。

Recruitment 03

04学生さんへのメッセージ

何もない状態から、どんどん建物ができていき、完成していくのを見ると、大きな感動があります。是非みなさんにも体験してほしい。私のやっている設備設計(電気)は、とても奥が深く、魅力的な仕事です。ぜひ一緒に働きましょう!

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フィロソフィー