
Services
サービス
05
Environment/Energy Conservation
環境配慮・省エネルギー
Services 05
大建設計は、お客様の環境への取組をサポートします。地球温暖化の進展は急速であり、世界各地での異常気象や生態系への影響を与えています。
全CO2発生量のうち建築分野の占める割合は約1/3 にものぼり、わたしたちの温暖化防止に果たすべき使命は重大だと認識します。
日本では、温室効果ガスの排出量を2030年に46%削減(2013年比)することが地球温暖化対策の推進に関する法律に基づいて目標とされており、さらに2050年までに温室効果ガス排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を実現することを、目標として定めています。国のエネルギー基本計画においても、「2030 年度以降新築される住宅・建築物について、ZEH・ZEB 基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指し、2050年に住宅・建築物のストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能が確保されていることを目指す。」とされています。
大建設計ではこれまで積極的に取り組んできたさまざまな環境技術を駆使し、お客さまの建物の環境資産価値を最大化することで、目前にせまった課題を確実にクリアーしていきます。
大学施設における低炭素型モデルキャンパスを目指し、環境配慮型建築と自然・未利用エネルギーを積極的に利用。学識者、設計者、施工者、エネルギー事業者など関係者一体となった計画・検証・技術の展開を行いました。
などによるCASBEE名古屋にてSランク(BEE = 3.2)を取得しています。また、以下、数々の環境に関する賞を受賞しています。
令和4年9月より弊社は大建設計大阪ビルにおいて、主エネルギー源としてカーボンニュートラルLNGを使用しています。
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室内及び室外の環境品質を低下させることなく、負荷抑制、自然エネルギー利用、設備システムの高効率化等により、大幅な省エネルギーを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入し、その結果、運用時におけるエネルギーの需要と供給の年間積算収支が概ねゼロもしくはプラス(供給量 > 需要量)となる建築物をいいます。
※ZEB(ゼブ)=ゼロ・エネルギー・ビルの頭文字に基づいた名称
弊社は、環境技術に特化した部門を設け、お客様の省エネルギーの実現やCO2などの温室効果ガス削減の達成に寄与すると共に、地球規模における気候変動抑制に貢献することを会社としての使命としております。多くのZEB事業を実現するため、弊社の省エネ化事業の設計経験を生かし、以下のアプローチで建築物のZEB化を展開していきます。
松野町産の杉材を活用した木構造(集成材ラーメン架構+CLT耐力壁)やヒノキ材を活用した内装木質化を図り、「森の国 まつの」を象徴する施設づくりを行いました。また、「Nearly ZEB」及び「BELS ☆☆☆☆☆」の認証取得により一次エネルギー消費量削減率81%(BEI値0.19)を達成し、庁舎トップクラスの環境性能を実現しました。さらに環境省の令和2年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の活用により新庁舎工事に関する歳出額を約12%削減し、まちの財政負担軽減に貢献しました。
平成30年度「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金(住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業)(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業)補助金交付決定」
令和4年度「建物のエネルギー消費性能の向上に関する法律第12条第1項の規定による、建物のエネルギー消費性能確保計画」
※前田建設・隈研吾建築都市設計事務所・大建設計の共同
令和元年度「建物のエネルギー消費性能の向上に関する法律第12条第1項の規定による、建物のエネルギー消費性能確保計画」
担当窓口 本社・デザインセンター 担当:東宮(トウミヤ)
※ZEB に関するお問い合わせについては、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。
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大規模木造建築として、木造のホールやドーム、体育館など多様な実績があり、耐火木造部材、大断面集成材、CLTなどを駆使し、特性に合わせた木造建築を作り続けています。木のやさしさを活かした設計をすることで、日本古来の木造建築の良さを引き継ぎ、次世代へとつながる建築を創造しています。
世界最大の木造コンサートホール
日本初単層格子アーチ構造
大規模木造ドーム
梁を木造にした温水プール
熱源は木質ペレットボイラー
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認証取得により顧客の建物の資産価値向上や環境改善価値アピールをサポートします。
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大規模再開発ビルにおける熱源更新においては、集中熱源を含む設備全般の老朽化調査及び省エネ診断の後、熱源比較シミュレーションをおこない、実施計画・監理を実施します。
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設計作業の一環として空気環境や水環境をシミュレーション技術により解析し、設計意図通り環境制御できるか可視化しながら検討します。
その他、ESCO事業フィージビリティスタディーにおいては、使用エネルギーの実測を含めた現況把握の後、費用対効果の高い改修アイテムを順に列挙し、民間資金活用型などのESCO事業が成立可能かシミュレーションします。
大空間における居住域空調が成立しているかなどシミュレーションにより検証し、実施設計に移行します。
ビーンズドーム
気流シミュレーション結果
シミュレーション動画
水流が生育環境を左右する水族館の水槽などでは、ムラのない水流が形成できているかシミュレーションにより事前検証し、擬岩の配置計画へフィードバックします。
アシカプール水流シミュレーション
令和5年度空気調和・衛生工学会大会にて論文発表
■ CFD 解析を用いた動物飼育展示用水槽の循環効率に関する検討
CaseA-3 条件
CaseA-3 結果(水寿命プール底+1.5m)
シミュレーション動画により、よどみのない水流を検証し擬岩の最適配置を決定
水流NG動画
水流改善動画
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設計した技術の効果を検証として、運用開始された設備をいかに効率的かつ健全に運転させるかに重点を置き、性能検証を行ないます。
エネルギー使用実績を可視化により運用の改善点を見つけ出し、チューニングを重ね、省エネを加速させます。クールピットにおいては利用する湿度条件を適正に見直し、省エネ性向上させています。
工事施工後、設計意図が実現されているか、居住域空調においてはスモーク試験などにより検証します。
ビーンズドーム
スモーク試験による検証動画(2倍速)
建物の運用段階において、長期の修繕計画を立案することで、消耗品の交換サイクル・機器の点検・改修のサイクルを定め、適正な修繕を適正な時期に行うことが可能となり、効率的かつ計画的な投資にて資産価値の向上に寄与します。建物を適正にメンテナンスし、効率的なリニューアルを実施して長寿命化をはかることでライフサイクル全体における環境負荷の軽減にも寄与します。
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Philosophy
フィロソフィー