ページのメインビジュアル
大建設計東京ビル 1階特別会議室

Directors & Officers Profile

役員プロフィール

役員の写真

執行役員名古屋事務所長

山本 一成

1995年3月豊橋技術科学大学大学院 建設工学専攻修了。
1995年4月大建設計入社 建築設計部門で、学校施設や行政施設など、ワークショップによる市民参加型の設計を数多く経験。 文化施設、スポーツ施設、都市施設、業務施設などの設計にも従事。
2017年名古屋事務所副所長就任。
2018年愛知工業大学非常勤講師(~2022年)
2021年名古屋事務所長就任。〜現職。

石川県金沢市生まれ。石川工業高等専門学校建築学科を卒業後、豊橋技術科学大学に入学、大学院を経て1995年に入社、名古屋事務所に配属され現在に至っております。

中学の技術家庭の授業で「椅子」を制作する時に描いた図面を見た先生から「君は設計の仕事に向いている」と褒められたのがきっかけで「図面を描く」ことに興味を持ち高専に進学。当時の建築学科の恩師から「建築の面白さと奥深さ」を教わり、もっと建築を学びたいという意欲が芽生え、就職ではなく大学進学を決意、建築設計を志しました。

ワンフレーズで伝わる“建築”をつくる

私は、これまでに多くの公共施設の設計に携わる機会に恵まれ、市民参加型のワークショップを通じて、行政側だけではなくエンドユーザーと共に創り上げる建築の醍醐味を味わってきました。その中でも、地域の未来を担う子供たちとの学校づくりは、苦労も並大抵ではなかったですが、私を設計者として成長させてくれた貴重な経験となっています。

また、設計する時にいつも心掛けているのは「ワンフレーズで伝わる“建築”をつくる」ということです。私たちは作品をプレゼンテーションする機会が多いのですが、建築の専門家だけに伝わるのではなく、子供からお年寄りまで、だれにでも「私たちがつくろうとしている建築」をシンプルに理解していただける作品づくりをめざしています。独りよがりになってないか、建築にかかわるすべての関係者の立場になって考えられているか、常に自問自答しながら「だれからも共感される設計」を心がけています。

赤池小学校でのワークショップの様子
赤池小学校 建築模型

私は仕事や私生活の場面で、困難な状況から逃げ出したいと感じる時に必ず思い起こす言葉があります。それは「No attack , No chance」という有名なF1ドライバーの言葉です。「挑戦しなければ、チャンスはない」というシンプルな意味ですが、いつも自分を奮い立たせてくれています。

赤池小学校 アプローチ広場
赤池小学校 公園から見た外観北側

サッカーの面白さに通じるもの

私には2人の息子がおり、休日は子供たちのサッカーの試合や練習につきあっています。子供たちの真剣なプレーを観戦、応援することは、私自身をリフレッシュさせてくれます。最近はサッカーの面白さにはまっていて、足元のボールを操る個人技だけではなく、フィールド全体を眺め、広い視野を持って「組織」としてボールを運び、ゴールまでつなげていく一連の動きは、設計チームの在り方にも通じるものがあると感じています。

サッカーの練習場にて
サッカーの試合観戦