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大建設計東京ビル 1階特別会議室

Directors & Officers Profile

役員プロフィール

役員の写真

取締役 常務執行役員東京事務所長

中村 光邦

北海道札幌市出身
1991年3月芝浦工業大学大学院 工学研究科建設工学専攻課程修了
1994年4月大建設計入社 東京事務所配属
2004年企画開発室長就任
2008年設計室長就任
2017年執行役員 東京事務所副所長就任
2019年東京事務所長就任 〜現職 国際事業本部、札幌事務所担当役員兼務

 私は、大学院を修了した後、恩師が主宰していた設計事務所に入社し、そこで3年間、個性豊かな先輩たちの中で建築設計の基礎を学びました。大建設計に入社後、はじめの10年間は様々なプロジェクトを担当し、その後の数年間は設計実務から離れ、週替わりでプロポーザルに取り組む、楽しくも過酷な日々を過ごしました。戦績はさておき、そうした時期を経たこと、その時に考えていたことが、いまに至る私の建築設計への思いといったものをかたちづくったのではないかと感じています。設計現場に復帰後は、教育施設、スポーツ施設、水族館、研究施設、海外プロジェクトなどに携わってきました。

 現職は、会社経営管理、事務所運営が主な業務です。事務所長として掲げた品質目標は「作品、サービス、業務、組織・人材の質の向上に努め、ものづくりを通して社会に貢献する新たな価値を創出し、顧客満足および社員幸福度の向上を図る」ということでした。

 建築界は人々の生活を支える基幹産業の一つとして、社会の発展に貢献していかなければなりません。イノベーションの定義が「技術」から「世の中にもたらす価値」の変革に遷移している中で、私たちも顧客ニーズを実現するといった視点での「ものづくり」から、社会的な課題に対してどのようなアプローチやソリューションをもたらすことができるかという視点、また他の産業界とも連携した新たな価値をもたらす「ものづくり」に、その立ち位置や果たすべき役割を変えていくべきではないかと思っています。本質的には建築・都市に関する知見を発揮して、与件に捉われることなく、都市や社会的な課題、顧客に潜在している課題を見出し、それを多様なステークホルダーと共有しながら解決することで、新たな価値を創出していくことが重要な役割であると考えます。

「ものづくりを通じて豊かな社会づくりに貢献する。それによって社員が生き甲斐を実感し充実した人生を送る」という理念をベースに、所員一人ひとりが自主自律の精神のもとで、リーダーシップを発揮して速さを重視した組織行動をとっていける組織でありたい。そうした思いで、スキルだけでなくマインドの醸成を図ることを主眼に事務所運営に取り組んでいます。

代表作

新座市立大和田小学校、在ペルー日本国大使公邸、在エルサルバドル日本国大使公邸、広尾学園中学校・高等学校、仙台うみの杜水族館、函館アリーナ、IHIグループ横浜ラボ、Harrow International School Appi、在ペルー日本大使館など

新座市立大和田小学校
広尾学園中学校・高等学校
仙台うみの杜水族館
函館アリーナ
IHIグループ横浜ラボ
Harrow International School Appi

オフショット

趣味:旅行(名所旧跡、建築巡り)、スポーツ(スキー、ゴルフ)、音楽鑑賞(クラシック)

左:ある日の休日 図書館ついでに卓球室で 右:サンフランシスコ フィッシャーマンズ・ワーフ Pier39にて
モントレーベイ水族館にて