東京事務所
意匠設計室 目標は地元宮城への貢献と、
海外プロジェクト
01高専から学校への求人を頼らず、大建設計へ
父が内装メーカーに勤めており、かつ日曜大工好きで、私も子供の頃からものづくりに親しんでいました。高校の普通科に魅力を感じず、それならと母に勧められた高専に進学しました。私が在学していた頃の制度では、本科1年生から自分の選択した専門の授業がありました。本科5年間に加えて専攻科に2年間通った私は、計7年間、建築の勉強をしました。高専は専門教育に特化しているため、特に工事現場での即戦力として活躍している例が多く、学校求人は施工監理が多くありました。そんな中、私は組織設計事務所へ意匠設計者としての就職を希望していましたので、学校の求人からではなくウェブサイト経由で求人を見つけて応募し、入社しました。
02意匠設計の仕事に段階的に取り組む
入社してまずホテルの新築業務に関わりました。設計業務の流れを把握するためにと入らせてもらった仕事で、行政手続き、法律関係の確認、各種協議などを経験しました。つづいて携わった水族館の改修業務では、プレゼン用のCG画像の作成などを担当し、学生時代に培ったスキルを活かすことができました。現在は大建設計東京ビルの環境改善計画を担当していて、ここでは先輩からの指導をいただきながら、撤去改修図を作図しています。始業は朝9時前後で、労働時間の管理が徹底していることもあり、平均的には夜7〜8時に帰るようにしています。ただ、プロポーザルの提出直前などは夜10時以降まで作業をすることがあります。
03リフレッシュルームで、社内に知り合いを増やす
社内に馴染めているからでしょうか、入社2年目には見えないとよく言われます。お昼はリフレッシュルームというテレビのある休憩室で、その場に居合わせた人たちとお弁当を食べています。部署関係なく、コミュニケーションを取れるので、業務でご一緒することの無い方々とも接点を増やすことが出来ました。そのおかげで、分からないことがあった時に聞きに行ける方が増えました。丁寧に対応してくれる人が多く、そういう点でもとてもいい会社だと思います。
04目標は地元宮城への貢献と、海外プロジェクト
将来的には、地元宮城に貢献したいです。中学校の卒業式の日に東日本大震災を経験し、さらに高専時代には地震被害の調査・研究を行うなど、震災を目の当たりにしているので、宮城の人が日常的に楽しく使える場所を提供できればという思いがあります。また、いつか海外のプロジェクトにも携わってみたいです。高専時代から国際交流活動を通じて、日本とは異なる文化や環境、生活スタイルに触れる機会が多くありました。一概に楽しいことばかりではありませんでしたが、物事を考える上で非常に良い刺激となっていたと思います。社内には国際案件を専門にこなす部署もあるので、機会があれば、ぜひ声をかけていただければと思っています。