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Interview

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Interview 渡邉 園子 1991年入社(新卒)
名古屋事務所 意匠設計室課長
産休を経て復帰した意匠設計者の草分け
※氏名や配属先等はインタビュー時のものです。
Interview 渡邉 園子 1991年入社(新卒)
名古屋事務所
意匠設計室課長
産休を経て復帰した
意匠設計者の草分け

01産休を経て復帰した意匠設計者の草分け

インタビューの様子 実家も大学も名古屋で、就職してからもずっと名古屋事務所におります。当時の就職の状況は、現在と同じで女性だから就職が困難ということはなく、所属研究室の教授の推薦もあり、大建設計に入社しました。子供が産まれたのは入社4年目ですが、会社にあった産休制度を利用して数ヶ月休み、復帰しました。すぐに復帰できたのは、環境に恵まれていたからです。義母が退職するタイミングで時間ができるとのことで、甘えさせてもらうことにしました。朝、義母の家に子供を預けてから出勤し、他の社員よりも少し早めに帰らせていただき迎えに行くという生活をしばらく続けました。子供が小学校に上がる前に同居して、その後は育児に全面的に協力してもらいました。義母の協力がなければ、産休明けですぐ仕事に復帰するのは難しかったと思います。

02地方事務所ならではの多様な仕事

就職した当初は名古屋港水族館の工事が進んでいる時期で、最初の仕事はその雑誌掲載用の図面のトレースでした。その後、高齢者福祉施設、病院、児童福祉施設、学校などさまざまな施設を手がけました。名古屋事務所は現在こそ30人を超えていますが、以前は全体で20数名、意匠設計者10名ほどの規模でした。ここでは専門性の区別なく、受注した仕事をみんなで手分けしてやっています。そういった体制のため多様な仕事を経験でき、たとえば農業系の学校を担当した際には、農業器具の運転コースや乳牛舎の設計など、ユニークな仕事もありました。

03設計は、想像力と積み重ねがものをいう

設計の仕事は、人がどう使い、どう動くかをどれほど細かく想像できるかが重要で、一度使った解決策がそのまま他の施設に使えるわけではなくても、過去に経験したことが注意点の洗い出し、問題の回避に役に立ちます。積み重ねが力になる仕事だと思います。どんな施設でも、必要な機能や解決したい課題を聞き、あいまいな状態から少しずつ形にして、建物にするということが設計の仕事の特徴であり醍醐味だと思います。

04若いスタッフに裁量権を与える会社

オフィスの様子 名古屋事務所は担当部署が細分化されていないので、来た仕事によってチームを組み、入社したてのスタッフと30代のスタッフでは、任せる範囲を変えるなど、各人の技量に応じて掌握する範囲を決めて仕事をしています。とはいえ大建設計は、若いスタッフにある程度の裁量権を与えるケースが多くあります。デザインレビューという、フェイズごとに意匠、設備、構造、所長、副所長それぞれの立場から意見をもらう機会はありますが、プランや配置など建物を左右する決定を下すのは設計担当者です。そんなときは乱暴な言い方になりますが、覚悟を決めて、力持ちになった気持ちで選択をしています。裁量権を与えられた若いスタッフも苦しみながら、自分なりの考えで設計をまとめていっているように思います。

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