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答えのない構造物をベストな
条件で“完璧”に近づける

2013年入社 プラント事業部

永田 洸大

※氏名や配属先はインタビュー時のものです。

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  • インタビュー:永田 洸大(プラント事業部)

Recruitment 03

01答えのない構造物をベストな条件で“完璧”に近づける

大学院の博士前期課程で建築学を専攻したのち、大建設計のプラント事業部に入社しました。志望理由は、他社と違い、製鉄所などを専門とした部署があること。クレーンを有する鉄骨造の建物など、設計力があるところにも惹かれました。

若手のうちから設計に携われるのも魅力のひとつです。直接業務に関わらないことでも、意欲があれば、積極的に活動させてもらえます。チャンスの幅は他社より広いと感じますね。

現在は主に、製鉄所や清掃工場の構造設計を担当しています。製鉄所には、鉄を溶かす炉を受ける櫓があるのですが、機械設備などの非常に大きな荷重に対して構造体をどのように構成するか、またどのような構造計算を行えば良いか考えを巡らせます。構造物には答えがありません。いかにベストな条件に近づけていくか、日々戦っています。

Recruitment 03

02時代の流れも建物に組み込む

最近では、非常に大きな地震や津波に耐えられるような建物が求められています。たとえば自分が担当している建設中の建物には、東北の海沿いに位置するものがあり、非常に頑丈に作っています。東日本大震災の教訓を生かし、災害に耐えうる建造物への意識がますます強まっているように感じますね。

自分が担当する建造物は、一般建築と違い、構造的な評価が難しいところも多くあります。しかし周りに経験豊富な先輩方がいるので、非常に頼もしいです。忙しくても丁寧に教えてくれる方ばかりなので、安心して設計を進めることができます。上司から「構造は永田に任せておけば大丈夫」と言ってもらえた時はうれしかったですね。

Recruitment 03

03フランクな社風、部活動も充実

プラント事業部はみんなフランクで付き合いやすい人ばかりです。室長や上司との距離も近く、自分の思いを伝えやすい雰囲気です。私は会社に籍を置きながら、大学院の博士後期課程に戻り、研究も続けてきました。会社のバックアップに感謝して、今後はアカデミックな観点からも貢献できるように頑張っていきます。

大建設計には部活もあります。私は野球部に所属しており、年2回大会に出場しています。たまに練習も行っており(少人数での活動が多いですが)、とても楽しいです。他にも色んな部活があるので、スポーツが好きな人はぜひチェックしてみてください。

今後は、工場のようなプラントに限らず、多種多様な建物の構造設計をしてみたいです。きっと、それぞれに大変さがあると思うので、じっくり経験を積んでみたい。自分の専門である大空間構造にも携わりたいですね。

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04学生さんへのメッセージ

複雑なモデルをコンピュータのソフトを使って計算できることも大切ですが、それだけでは不十分。大きな問題を、シンプルな問題に落とし込む能力も必要です。学生のうちに構造力学を理解して、基礎固めしておくのがよいでしょう。新しい技術が日々誕生していますが、業務は今でもアナログなところも多いです。複雑なことを簡単に考えた上で、新たな技術・考え方を応用すること。そこに楽しさを感じてくれる人に是非入社していただきたいですね!

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