
Interview
「介護のために退職を決断」
再入社へのストーリー
コスト管理室 大内 会美 入社 5年目
※所属部署・入社年数はインタビュー当時のものです。
普通科高校を卒業した後、補償コンサルタントの企業に就職、そこから建築積算業界に入りました。そこから複数社で経験を積み、大建設計にいる元同僚から声を掛けてもらい、2015年に入社しました。
実は、私は義父の介護のため、一旦会社を辞めているんです。最初、会社に相談したときには退職を願い出ましたが、休暇取得という選択肢もあることを示してくれ、まずは半年間休暇をとりました。「落ち着いたら、また復帰していいよ」と言われていたので、安心して休んだのですが、実家は遠方だったため、一旦会社を辞めることにしました。
ただ、辞めたらそれっきりというわけではありませんでした。リモートでできる仕事を外注として依頼してくれるなど、何かと気にかけていただき、会社との関係性は続きました。2年後、自分の祖父の介護の手伝いのため東京に戻るタイミングで、再入社をしました。そのときも、フラットで話しかけやすい職場の雰囲気が変わっておらず安心したことを覚えています。
介護休暇や育児休暇、なぜ大建設計はスムーズに取得できるのか
現在は、介護休暇制度は利用していませんが、今後 必要になったときには利用したいと考えています。介護は数年では終わりません。介護者の生活が守れるこの制度を利用できる環境は、とてもありがたいです。介護もそうですし、育児休暇なども充実しています。日本全体でもやっと広がりつつある男性の育児休暇も、大建設計ではすでに何人もの人がとっています。
なぜそれが可能なのか。それは、プライベートで変化が起きたときに、気軽に上司に相談できる環境があるからだと思います。大建設計が大切にしてきた、人と人との繋がり。そして、所属部署などに隔てなく、ざっくばらんに会話ができる社風があるからこそ、成し遂げられるのだと思います。

担当エリアは地球規模! アフリカ出張で異文化の建築を制する
国内の案件はもちろん、最近では海外の案件も携わるようになりました。私は、基本計画〜実施設計までの建築コスト管理者として、プロジェクトに参加しています。先日も2週間程度、アフリカへ出張してきました! 実際に訪れると、日本との違いに驚きます。現地の材料や技術力、建物をつくる手順、町に馴染むかどうかのバランスなど、さまざまな要素を鑑みて予算を調整する必要があります。気候に合わせた設計や原材料の調整もとても大切な部分です。
仕事が楽しいと感じるときは、施工方法により同じ材料でも価格が異なるなど、普段は気にならない価値を知ったとき。一方で、物価変動などで予定価格をオーバーしてしまったときは「大変だな」と思いながらも、やりがいも感じられる部分です!

心の繋がりで未来を積み上げていく…積算チームで待ってます!
積算は、図面を読み取り建築数量を積上げていく細かい仕事です。正確さを求められるので、精密な作業や同じ作業を繰り返すことが苦でない人が向いていると思います。設計者側とコミュニケーションをとって、仕事を完結させるスケジュール管理の能力も求められます。
私はこれまで人との繋がりを大切にしながら、仕事をしてきました。事務所にはさまざまなバックグラウンドを持っている人が集まっています。経験豊富なベテランと一緒に働き、しっかりとしたサポート体制が敷かれているよい部署です。ぜひ来てくださいね!
