
Interview
多様性を尊重する学校づくり
「子どもたちの笑顔」は建築から
意匠設計室 甲斐 雅人 入社 5年目
※所属部署・入社年数はインタビュー当時のものです。
現在は、小中学校の設計を担当しています。子どもたちが過ごす場所として、どのような施設であるべきか。教職員はもちろん、地域コミュニティのために、在り方を模索しながら取り組んでいます。時代とともに学校に求められるものは、変わりつつあります。LGBTQに配慮したトイレ作りや、ボルダリングができる壁を作るなど、時代にあったアイデアはどんどん取り入れるようにしています。
学校のほかにも、合同庁舎やリゾートホテル、警察署、大学など、様々な用途や規模の設計に携わってきました。設計したものがそれぞれ形になる過程で、いかに多くの人達が関わっているのかを実感する日々です。設計者としての責任感とやりがいを感じています。
BIMやXRなどの最先端技術を駆使
学生時代は、都市計画系の研究室に所属していました。意匠設計を志望したのは、マクロな視点を大事にしながらも、具体的なモノづくり、建築の設計がしたかったからです。2週間のインターンに参加したのも、入社の大きな決め手となりました。オープンな雰囲気や、設計に携わる物件の幅広さがとても魅力的に映ったからです。
九州事務所はワンフロアにまとまっており、風通しのよい雰囲気です。話したいことがあれば「今、いいですか」と気軽に声をかけやすいです。わからないことは先輩社員に聞けば誰でも優しく親身になって教えてくれます。頼りになりますし、感謝しています。
私はコロナ渦での入社だったので、在宅勤務からのスタートでした。いろいろなフェーズにある物件をローテーションしながら、実務内容や使用するソフトを学びました。現在はBIMやXRなど、設計業務に必要な最新システムもどんどん導入されています。まだまだ社内には、二次元から三次元への移行に手間取ったり、苦手意識を抱く人も多かったりします。そうしたハードルにひとつひとつ立ち向かい、最先端の技術を社内に推進していくのも私の役割のひとつです。

仕事も趣味も全力勝負! 「自由な働き方」を使いこなす
働き方やスケジュールは、個人の裁量に任されています。時期や業務量にもよりますが、効率的にこなせば早く帰れます。逆に、ぼんやりしてしまうと間延びして仕事が終わりませんから、やることをリスト化して明確にするのが大事ですね。入社2年目には、1級建築士を取得しました。会社が色々と融通を利かせてくれ、サポートしてくれたのもありがたかったです。
休日の過ごし方は、基本的にはインドア派なので、家でゆっくり映画を見たりゲームをしたりすることが多いです。ただ、デスクワークが多く運動不足になりがちなので、ゴルフやキックボクシング、フットサルで、体力づくりを心がけています。仕事では、集中力と瞬発力がとても大事。スポーツは、汗を流すだけでなく、そういった面も鍛えられますね。

図面の線1本1本にも心を込めて…成長の喜びを分かち合おう
会社のスローガンに「技に心を」とあるとおり、図面を引くときの線1本1本にも心を込める堅実な会社です! 調べても理解できないこと、考えても行き詰まることは、どんどん先輩社員を頼って質問しましょう。親身になって教えてくれて、力になってくれます。
デザインなどを検討しながら、事例を調べたり、関係者とイメージ共有の打合せをしたりすると「こういう手法や考え方があるのか」と発見があって日々面白いですよ。行き詰まっている検討事項の解決案をひらめいたとき、自分自身の成長を実感して嬉しく感じます! 一緒に、幅広く経験を積んでいきながら成長していきましょう。
